和紙の魔法を目の当たり 道の駅おがわまち

ラッピング協会の熊谷です。
今回は、先日、協会の講師の皆さんと訪れた
埼玉県伝統工芸館について少し詳しくご紹介いたします。

▲道の駅 おがわまち
東京方面から続く国道254号線の
旧国道を小川町市街地へ入る辺りに
道の駅「おがわまち」があります。
その入り口には和紙の町らしく、
和紙で出来た服を着たおじさんが、
和紙を漉いているような感じで、
出迎えてくれます。
道の駅なので、野菜やキノコも売っています。
地元でしか味わえないキノコなども沢山販売されています。
売店を通って、奥に行くと
お食事処「麺工房かたくり」があります。
お昼時なので、昼食をとろうIN。
残念ながら、お目当てのキノコうどんは売り切れ!
ちょっと肌寒くなってきたので、
なべ焼きうどんを注文!
なんとなんと・・・大きなかき揚げがセットで付いてきました。

注文した鍋焼きうどんです。かき揚げがすごい。
自家製粉した小川町産小麦100%使用した、
小麦の風味・甘味が噛めば噛むほどあふれ出ると言われています。







太目の麺で、無漂白で少し黒みがかっているのが特徴です。
美味しいうどんを満喫。お腹も膨れたので、
場内にある埼玉県伝統工芸館に移動です。
入館してみると、展示品に目を奪われました。
和紙も魔法にかかって・・・感動ものです。

小川和紙を使ったスケールの大きな作品の展示です。様々なものに活用できる和紙の素晴らしさを感じます。

和紙の優しい色合いはプラスティックやがらすなどでは出せない明かりを作り出してくれます。とにかく落ち着いた穏やかな雰囲気をかもしだしてくれます。素敵・・・。

デイスプレーの間に現物の素材を使った和紙ができるまでの工程も解説してありました。

この巨大羽子板・・・一度は見ても損はありませんね~凄いですよ!

会館の中にはお買い物スペースも充実!和紙製品がいっぱいです。
講師の皆様には、ラッピング協会の小川町オフィスで
洋紙をいっぱいお買い求めいただきましたが、
和紙は別腹?
また、沢山お買い物されていました。

会館内では11/3~百鬼丸の妖怪画展を開催中です。ちょっと不気味!
埼玉県伝統工芸館を楽しんだ後は、
伝統工芸会館のすぐ近くにある久保製紙様へ。
午前中にお電話して
見学したい旨お伝えしていたら、
「今日は紙すきの日では無いですよ~」
とお伺いしていたのに、
急遽・・・紙すきを実演してくださいました。
小川町の方々は、本当にみなさん優しい!

紙すきの様子。
初めてこんな紙すきの様子を見せてもらった
「~感動!!~」
そういって皆さん喜んでくださいました。
こちらの久保紙業様は、
モダン和風のテキスト制作の際に
お世話になった工房です。
その際は本当にありがとうございました。
また、お伺いさせてください。
宜しくお願いいたします。
皆さまも小川町の近くにお越しの際は、
ぜひ、埼玉県伝統工芸館と久保紙業様に
足を運んでみてくださいね。
By Y.kumagai
2021-11-13 13:39